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浜松市の生産履歴管理に関するシステム開発

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2018年09月12日 [お客様の声]

食品加工ラインに生産履歴管理システムが必要な理由、浜松市

2000年代の初頭に発生した、BSE(牛海綿状脳症、Bovine Spongiform Encephalopathy)問題で畜産業(食肉産業)や外食産業にくわえ、一般生活者を巻き込み社会現象となったことを覚えているでしょうか。これを発端に、スーパーに陳列されている牛肉は今や必ず個体番号(義務化されている)が印刷され、販売されている牛肉がすぐ特定、追跡出来るようになりました。この追跡をトレーサビリティといい、現在では牛肉、米、米加工品にトレーサビリティが義務化されています。牛肉や米以外にも、食料、食品加工品は、トレーサビリティシステム=生産履歴管理システムがあることで消費者に安心安全を一緒に届けることが出来ると思います。たまに、商品への異物混入により商品回収というニュースがありますが、トレーサビリティシステムにより異物混入の発生個所を特定できるため、指定のロット番号のみ一部回収している場合もあります。このように、不良品の発生をピンポイントで発見できるため、不良原因、対策、改善にもスピードをもって対応できます。これらのシステムが、トレーサビリティシステムです。

生産履歴管理システムが品質管理を担う


生産履歴管理システムとは、IT用語でトレーサビリティシステムと言い、対象となる物体に対して固有認識可能な記号等を付加し、対象物の履歴や所在を確認可能とし、部材受け入れから製造、出荷までを工程単位に管理する手法です。この手法を実現する為に「情報の作成」「情報の蓄積・保管」「識別」「情報の照合」をシステムで行うのがトレーサビリティシステムです。工程毎に合否判定を行うため、不良流出を防止できます。また、不良原因の特定範囲も狭まるため、原因追究、改善もピンポイントで行うことができ、工程・品質の改善に繋がります。トレーサビリティシステムを導入することで、もし納品先やエンドユーザーからのクレーム、製品回収などにも即対応することが出来ます。

浜松市の工場ラインに生産履歴管理システムを入れるなら


製造業、食品加工業の方で、不良品、クレームが発生した時にどのような対応をしていますか?いままで困ったことはありませんか?
どの企業も生産性、品質、技術等の向上を常に考え、最高な製品・商品を製造・加工し、不良品を出さないよう最善の努力をされていることと思います。ただ残念ながら、機械を使っても必ず100%良品ということはないと思います。
そこで、特に製造ラインがある工場には生産履歴管理システム=トレーサビリティシステムの設置をおすすめしています。トレーサビリティシステムとは、工場ラインの製造工程(過程)情報の全履歴を蓄積し、不良発生時に生産加工時まで遡り原因解明できるシステムです。
原因解明とは不良発生日時、不良発生場所(工程)、不良発生原因、不良発生範囲等、点で原因を突き止めることを的確、且迅速に追跡・分析できることです。これにより、工程の改善・改良、品質向上、コスト削減、クレーム処理の迅速な対応が可能となり、結果、お客様への信用・信頼を得ることにも繋がります。また、重要な生産工程の合否や数値などのデータをQRコードラベルに紐づけしデータベースに保存するため、原材料から出荷までの情報を一元管理できます。

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